IAビル
千葉県柏市に、RC造6階建ての商業テナントビルを設計させて頂いた事例。
ビルの密集する駅前を通り抜けて地下道を歩き国道6号を越えると、商業ビルの裏に戸建住宅が混在するようになり、駅前に比べて建物の高さがぐっと低くなります。
商業ビルと住宅地が混在するエリアで、小さな名店が散在する大変面白いエリアです。
また建物が低くなることで、駅前では意識されなかった空が見える様になり気分が高揚します。
空に向けて視線が上向くと、駅前では気付かなかったビルの中層(2~6階)が意識されるようになり建築のファサードがあらわになります。
ここに見えてくるファサードを活かして、かつ美しく見えるようなデザインにする様心掛けました。
通りに面したファサードをガラス面としたことで、入居するテナントのアクティビティが通りから見えて自然な広告塔となります。それは入居者にとって魅力的な付加価値となり、家賃収入の上積みと安定化に貢献します。
またエレベータシャフトもガラス張りとなっており、クライアントの希望で真っ赤に塗装されたエレベータが上下して、まちに動きを与えます。
利益を最大化するため、容積率の緩和を最大限駆使した結果、容積率の上限200%の条件の下、199.87%を達成しました。
車好きのクライアントの要望に応えてメタリックなデザインとディティールにまとめました。
1階ピロティ駐車場は床・天井ともに、グレーで反射するデザインとし、パンチングメタルなどを意匠に取り入れています。
エントランスエレベータホールはコンクリート打放木枠の意匠とし、床をチェッカープレート柄のタイルとしました。
周辺に高い建物がなく、かつ高台に位置しているので屋上からの眺めは格別です。
最上階にオーナーのペントハウスを配置し、窓の外に屋上庭園を配置しました。
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■概要
事務所・テナント
RC造6階建
■外装
屋根:アスファルト防水
壁:アクリル系吹付タイル
一部コンクリート打放